「茶樹の育成」で多くの方々に使用されているのは、
【農業園芸用】・【促成栽培用】・【葉面散布用】です。
農業園芸用・促成栽培用・葉面散布用の使用を前提に
使用方法を説明していきます。
こちらのページでは、茶樹の育成に使用するタイミングや使用量などの詳細を説明しています。
茶樹への使用
<使用濃度>
混合使用は自己責任でお願いします。
<使用方法>
永年作物ですので、基本的には果樹・樹木などと同じ様に根の活動が活発な時期(根動季)「3月・6月・9月」に土壌散布します。ですが、ココでは「茶樹栽培農家」が作業の能率などを考えて実施している使用方法を記載します。
<初茶(一番茶)への使用>
- 発芽する約2~3週間前に親葉に200倍~300倍希釈液を葉面散布します。10アール当たり原液3リットルを200倍~300倍に希釈して使用して下さい。(初回散布)
- 1芯が2~3葉になった頃に200倍~300倍希釈液を葉面散布します。
10アール当たり原液2リットルを200倍~300倍希釈して使用して下さい。
(2回目散布)
1芯1~2葉頃に2回目散布をし、1芯2~3葉頃に3回目散布と言う使用方法も出来ます。(地域により霜対策効果が望めます。)
<使用効果>
- 新芽の発芽が通常より早くなります。
- 萌芽が揃って生育し、ムラ無く刈り取れます。(摘枝)
- 刈り取る時期も早まり、生葉の収穫量が増収します。
- 色・艶が鮮やかで好評を得ています。
- 茶揉みの歩留まりが1割~1.5割ほど向上します。
<注意点>
発芽1ヶ月前から刈り取りまでの間に、木酢・漢方薬やそれに近い物の使用は絶対にしないで下さい。
色・艶・味が悪くなり、品質が低下しますので注意して下さい。
混合使用は自己責任でお願いします。
<二番茶への使用>
- 一番茶への使用と同様の使用をします。
- 二番茶には、一番茶からの効果が持続しています。
- 疲労回復・病害・障害の予防を目的としての使用がお勧めです。
(収穫が向上し茶樹の疲労する時期ですので、植物細胞を活性します。)
<秋茶葉への使用>
- 冬季への準備時期ですので予防薬剤散布前にキトサン溶液を散布することで、予防薬剤の使用を減らせます。(減農薬効果)
- 天候不良で降水量が少ない場合でも新芽の育ちが早く耐病性も向上します。
(雪焼け防止効果も望めます。)
- 冬季のこの時期に茶樹・土壌などにスーパーグリーンを使用することで、茶樹・土壌環境を活性し翌年も良好な栽培環境を維持できます。
<挿し木・苗木への使用>
- 苗木を作る際、挿し木を100倍希釈液に浸し漬けします。
- 挿し木の栽培地に100倍~150倍希釈液を土壌散布して下さい。
活着が良く丈夫に育成出来ます。
<老化樹・病害・障害樹への使用>
土壌と葉面の両方に使用して下さい。(代替・中刈りも同様)
- 土壌散布は100倍~150倍希釈液を使用
(10アール当たり5~10リットルの原液を100倍~150倍に希釈使用)
- 葉面散布は200倍~300倍希釈液を使用
(10アール当たり3リットルの原液を200倍~300倍に希釈使用)
<注意点>
発芽1ヶ月前から刈り取りまでの間に、木酢・漢方薬やそれに近い物の使用は絶対にしないで下さい。
色・艶・味が悪くなり、品質が低下しますので注意して下さい。
混合使用は自己責任でお願いします。
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お客様の作物の栽培にお役に立てたなら嬉しい限りです。
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