「カーネーションの栽培」で多くの方々に使用されているのは、
スーパーグリーンキトサン液【農業園芸用】です。
農業園芸用の使用を前提に使用方法を説明していきます。
こちらのページでは、「カーネーションの栽培」に使用するタイミングや使用量などの詳細を説明しています。
混合使用は自己責任でお願いします。
カーネーションへの使用方法
<使用濃度>
<土壌散布・灌水>
他の栽培物と同様に土壌散布・灌水が基本使用方法です。
- 種蒔きや定植する前の土作りへの使用
連作する場合は栽培前に多めの水量で土壌散布・灌水をします。
広範囲・土中深くにまで浸透させる事で連作障害の予防効果を目的とします。
(土壌へは100倍~200倍希釈液を使用)
- 種蒔き・苗の定植時に土沈めを兼ねて水やりの要領で土壌散布・灌水して下さい。
(土壌へは100倍~200倍希釈液を使用)
- その後の使用は一定周期の使用をする事で、栽培環境の維持と生育の促進を目的とします。
<葉面散布>
葉面散布で使用する場合は、薄めから始めて下さい。
(葉面散布は300倍~400倍希釈液を使用)
(注意)
発芽した新芽・蕾・開花した花に直接散布しないで下さい。
新芽の成長が悪くなったり、花持ちが悪くなったり変異・変形の原因となりますので、「新芽・蕾・花」には直接かからないように使用して下さい。
炭素病対策での使用
- 炭素病が出た場合は発病ヶ所と周囲に1株当たり150倍~200倍希釈液を3リットル~5リットル土壌散布・灌水して下さい。
(水量が多いのは土中深くまで浸透させる目的です。)
症状の改善・固定・感染の予防を目的とした使用方法です。
定期使用で病害・障害の出難い栽培土壌へ改善して下さい。
カーネーションへの使用効果
<土への使用効果>
- 土壌中の良い働きをする微生物・菌類が増殖し活動を活発にします。
良い微生物・菌類が増殖する事で土壌環境が活性し栽培環境が向上します。
栽培環境が向上する事で生育が良好になり病害・障害も起こり難くなります。
増殖した微生物の糞や死骸は有機物として分解・吸収され栽培環境が良い循環へと変化していきます。
- 病害・障害が既に起こっている土壌も継続使用する事で、症状の改善・固定を見込めます。
- 「放線菌」を増殖させる事で病害菌類や線虫類などによって起こる病害・障害から、植物や栽培土壌を守ってくれます。
- 土壌環境が改善される事で肥料や農薬の使用量・使用回数を減らす事が可能となります。
- 継続使用することで良好な土壌環境の維持・管理が可能となります。
- カニ殻肥料との併用も相乗効果があり、好結果に繋がると言う報告を受けています。
<植物への使用効果>
- 植物細胞を活性しますので、植物本来の活動(光合成・栄養分の吸収など)が活発になり、「花や葉」の色艶が大変良くなり、深みを感じる様な鮮やかな観賞が出来ます。
- 花を観賞出来る期間も長くなります。(花持ちが良い)
使用上の注意点
- 花を観賞する物・実を収穫する物へ葉面散布使用する場合は、花の蕾・開花前後・開花中・結実直後に蕾や花や実に散布すると、花や実の変質・変異・変形などが起こる原因となります。(要注意)
- 軟弱な栽培物への葉面散布使用は、濃度が濃すぎたり必要以上の回数散布で生育が止まったり、最悪な場合は枯れてしまう事もありますので、使用マニュアルや使用倍率を良く理解して使用して下さい。
種子・挿し芽への使用
<種子>
- 他の植物でも応用出来ますが、種子をスーパーグリーンに浸してから種蒔きする事で発芽率が向上します。(使用倍率は100倍~200倍希釈液)
- 種蒔き時・苗定植時に土壌散布・灌水する事で発芽促進・病害・障害の予防効果・土壌への活着促進効果が望めます。
(土壌散布・灌水は200倍~300倍希釈液を使用します。)
<挿し芽>
- 挿し芽へ使用する場合は、定植時に土沈めとして水やりの要領で200倍~300倍希釈液を土壌散布・灌水します。(初回使用)
- 初回使用から、2~3週間後に200倍~300倍希釈液を土壌散布・灌水します。
(2回目の使用)
- 種子から育てた物は、初回の間引きをする時に「2回目の使用」と同様に散布します。
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混合使用は自己責任でお願いします。
「お疲れ様でした。」
「カーネーション栽培の使用方法のページ」を読んでいただいて有難うございました。
お客様の作物の栽培にお役に立てたなら嬉しい限りです。
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